神保町一丁目 神保町二丁目 神保町三丁目 グレロー便り

  神田神保町二丁目

神保町2丁目案内看板 世界に誇る古書店街(こしょてんがい)として知られていますが、江戸時代には武家屋敷が立ち並んでいました。町名の由来は、元禄(げんろく)(1688〜1704)ごろ、現在のさくら通り(救世軍(きゅうせいぐん)本部の横)のあたりに神保長治(じんぼうながはる)という旗本(はたもと)が広大な屋敷をかまえ、付近に神保小路(じんぼうこうじ)という通称が生まれたことからです。一ツ橋(ひとつばし)はさらに古く、徳川家康が江戸入府のころ、日本橋川(現在の外堀)に架けられた橋の名称に由来するものです。

絵画は 下田祐治氏が描く「神田百景」懐かしい神田 再発見  制作 発行(有)あとりえ・えーすより
   神田の古本街                古本街
 古本街の始まりはいつ頃だろうか?
どうも江戸時代にさかのぼるようです。湯島の聖堂が出来、神田に公武所、学問所が出来、各藩の武士が集まってきた。その中で、本屋も多く出来てきたみたいである。
 前にも書いたが、神田には武道具屋、古本屋が多いのもその名残りだろうと思う。そして面白いのは殆どの古本屋が北側を向いている。反対側の南に面した通りには古本屋が殆ど無い。これは本を日焼けさせないためであるとか。一度歩かれると面白いと思う。

   SAKURA HOUSE

  さくらホテル                 神保町2丁目 さくら通りに一本裏通りにある。ピンク色のホテル。グレローから歩いて2〜3分。
 ここは、外人の若いバックパッカが、多く泊まる。パンフレットをもらうと、英文のパンフレットしかない。
 この間も、9時ごろに、外人が何人か店に入ってきた。オーストラリアからのグループとかで、高校生ぐらいから、二十歳ぐらいの女性のグループで、サクラハウスに泊まりたいと言うので、場所を教えた。さくらホテル2
 外人が対象なので、中のシステムもアメリカナイズされていて、コーヒーを頼むと、その場でお金を払い、後は飲み放題。
 アルコールも一杯ずつ、お金を払う。メニューも全部英語。TVも英語放送だ。ここで飲んでいると、外国にいるようだ。  神田神保町2−21−4
  

   神田 古本祭り
      青空掘り出し
  10月29日から11月3日まで、例年どうり、古本祭りが神保町の交差点を中心に行われた。
   岩波神保町ビルの前と岩波アネックスの間の通りを交通止めにして、各書店から持ち出した古本の山。きっと日本全国から本を探しに来ているのでしょう。古本まつり2 
  喫茶店に入ると、何人もの人が沢山の本を抱え、帰るのももどがしげに本を開いている。
  目を悪くしてから、あまり本が読めなくなりましたが、この雰囲気はいいですね。

      岩波ホール
            
岩波ホール入り口
 グレローから歩いて5〜6分。神保町の交差点の角にある。
一階が、元 第一勧銀だったが、みずほに替わり今は洋品店になっている。
隣のビルに岩波書店(信山社)ブックセンターがあり、絶版本でも、時々在庫で有る事があるので、聞いてみるといい。
 岩波ホールは1968年にオープンし、74年に映画の興行を始めてから、独自の視点で発掘した良質の作品を上映し岩波書店 信山社続けてきた、ミニシアターの草分け的存在。芸術的または社会的な要素を持つすぐれた映画なのに、大手興業会社が取り上げないなど、隠れた名作ばかりを紹介しています。特に女性監督の作品や女性の視点できちんと描かれている映画にも注目。そのためか女性のお客さんが多いのもこのホールの特徴です。
岩波ホールのホームページに、プリントアウトして持っていくと割引になる特別割引券があるので、行く前にチェックを。前売り券は一般1500円、当日券が一般1800円、障害者割引1400円(ご本人様と同伴者2名まで)
千代田区神田神保町2-1 岩波神保町ビル10階
TEL.03-3262-5252

   古本屋のウラ

                       古本屋の裏
神保町2丁目、中ほどの靖国通りの南側。この風景は、見覚えがある。確か、山陽堂、篠村書店あたりの裏側。車が一台通るのがやっとの狭い道で、裏玄関周りに、色々な草花が所狭しと置いてあり、3階の物干し台にはよく洗濯物が干してあった。背中合わせに東洋キネマがあった。今は日本工業大学のキャンパスが8階立てのビルを建築中。その中に入るのか、一時的なのか、仮店舗で今も商売している。裏道を通ると、両側は高いビルになっていて、空が細くなっている。
今 工事中
 以下は下田祐治が描く「神田百景」懐かしい神田 再発見
 制作 発行(有)あとりえ・えーすより

 1980年代後半までは、このような生活の匂いのする建物がたくさん見られたが、いまではビルに建て替えられて、神保町付近でも残り少なくなりました。戦火にもあわず、バブルの時も難を逃れ生き残りました。数年前までは近所に徳川夢声の活躍した映画館「東洋キネマ」もありました、この家の表側は靖国通りに面していて、10年位前までは古本屋さんが営業していましたが、現在は学校になる様で建築中です.(1994年)  

    神保町の長屋
 
昔からの古本屋                        
神保町2丁目は古本屋が多い。現在もその雰囲気が漂い 木造3階立てが多い。2階、3階が自宅である。昔から有るので建築法が適用しない。もと、長屋だった為か柱1本で隣の書店である。
 3〜40年前まではこのような古本屋が殆どでつながっていた様に思う。今は回りがビル化し埋没してしまいそうだが、何かこのような店に入るとホッする。其々専門店らしく、この写真の矢口書店は演劇、映画の専門店。
 昔、岩波の絶版になった本が欲しく、岩波の古本専門店に行った。しかし、結構 高く、定価の2倍以上した。考えてしまい、もう少し探そうと、岩波のブックセンターに行くと、在庫を調べてくれ、最後の1冊を定価どうりに買えた。

以下は下田祐治が描く「神田百景」懐かしい神田 再発見  
 制作 発行(有)あとりえ・えーすより
神保町交差点から靖国通りを駿河台下方向にちょっと歩くと、屋根に丸窓のある四軒長屋が見えて来ます。大正十三年頃建てられ、あの戦争でも空襲を免れまし本。当時は「大正モダン」といわれ、この辺の建築物の中では珍しかったようです。この先の小宮山書店まで十一軒長屋であったことも、歴史の本で知りました。明治以後駿河台一帯に数多くの学校が創設され、その生徒と先生相手の専門書店が、この古本屋街の始まり。明治.大正に創業した老舗も健在です。(1989年)

 古本屋 長屋 
古本屋 長屋 絵

    
東洋キネマ
東洋キネマ
  東洋キネマ跡 
 
 買い物に表に出ると、空き地が多い。バブルの爪痕だろうが、殆どが駐車場になっている。
古い建物も、幾らかは残っているが、駐車場を見ると、もと なんだったのか、思い出さない。ゆいいつ、鮮明に覚えているのが、東洋キネマの映画館である。神保町2丁目さくら通りが繁華街だった頃の名残がこの映画館だった。最後は展示会場になった。
以下は、日本映画遺産より(写真も) 写真は震災後の1928年に建て直されたもの。3つの別々の建物のように見える左右非対称の特異なファサード。左端のバルコニーはスターのお立ち台で、ファンに挨拶する姿が照明に浮かび上がったという。1970年代に閉館後も仮店舗になってバブル時代を生き抜き、建築探偵の間では日本に現存する唯一のダダイズム建築かと評判になっていた。テレビ番組で全盛期の様子が再現されたこともあるが、1992年ついに解体。江戸東京たてもの園に自分の好きな戦前の建物を移築させている藤森照信の著書『建築探偵の冒険・東京篇』(1986・筑摩書房)に東洋キネマの設計者の証言と設計図が出ている。東洋キネマも移築復元してもらいたかった。


    救世軍
救世軍
 神保町の交叉点から約100m。救世軍の大きなビルがある。
救世軍でまず思い浮かべるのが、トランペット等を吹きながら駅などに鍋をぶら下げ,寄付金を集めていたのを、思い出す人も多いのではないでしょうか? 救世軍はプロテスタント(新教)の教義をもつキリスト教の一派。救世軍はウイリ アム・ブースと妻カサリン・ブースによって創設されました。1861年、メソジスト派の教会を辞し1865年東ロンドンで天来の使命を見いだしました。彼はその辺に住む罪と禍とに悩み、世から見捨てられている人々を見て、彼らにキリストの救いを伝えることこそ自分の使命だと感じたのです。そこで直ちに妻カサリンや友人の助けを得て貧民街で伝道を開始しました。
1878年、これまで自由メソジスト派の制度に習ってきたキリスト教伝道会は「救世軍」 ”THE SALVATION ARMY”と改称。軍隊組織を取り入れ、伝道所を小隊と称し、主任を小隊長と呼び、階級、制服、記章、軍旗等を定めました。
 救世軍の教理の二つの特徴は、「血と火」すなわち「救いと聖潔(きよめ)」です。また働きの両輪が「救霊」と「社会福祉」です。しかもこの二つは車の両輪のように相まって、いわゆる「救霊事業でない社会福祉事業はなく、社会福祉事業でない救霊事業はない」との考え方に 立っています。やがてイギリス国内だけでなく、海外にも広がって行き、現在では108の国と地域で160の言語を もってその働さが進められています。ちなみに、日本で救世軍が始められたのは1895年(明治28年)9月です。 救世軍のHPから
http://www.salvationarmy.or.jp/info/index.html
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